ドラマ『岸辺露伴は動かない』が放送される予定になっています。
こちらは、同名コミックの実写化作品ですから、ファンの方にとっては、非常に待ち遠しいところではないかと思われますね。
そこで、この記事では、そんなコミック『岸辺露伴は動かない』について、特集していきたいと思います。
それもコミック『岸辺露伴は動かない』の主人公である岸辺露伴にフォーカス。
ずばり、岸辺露伴がこれまでに放ってきた名言のなかから、とくに必見のものを、人気順にベスト5としてまとめてみました。
ここでは、その岸辺露伴のセリフの背景についても、いっしょに確認してまいりますので、ご覧ください。
1.岸辺露伴の名言人気5位とセリフの背景
ドラマ『岸辺露伴は動かない』は、2020年12月28日~12月30日に、NHKにおいて、放送される予定です。
原作は、『ジョジョの奇妙な冒険』で有名な荒木飛呂彦さんの同名コミック。
原作コミックは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』のスピンオフ作品なのでした。
主人公は、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』のキャラクターである、漫画家の岸辺露伴です。
物語は、富豪村という、周囲から隔絶された山奥の地域で展開されていきます。
ここには、11軒の豪邸があって、20代の若い金持ちたちが住んでいたのでした。
この富豪村を追うために、漫画家の岸辺露伴が、新人編集者の泉京香とともに、いざ、現地に潜入することに。
ところが、岸辺露伴と泉京香は、富豪村にて、奇妙な体験をしていくことになるのです。
さて、こんなコミック『岸辺露伴は動かない』ですが、岸辺露伴といえば、これまでに数々の名言を送り出していたことで知られているキャラクター。
そこで岸辺露伴の名言を見てまいりましょう。
まず、コミック『岸辺露伴は動かない』の岸辺露伴の名言のうち、人気5位は、「最低な男だな…。こんなヤツをマンガに描いても読者に好かれるハズがない」。
このセリフは、岸辺露伴が、間田の記憶を読んだうえで言ったもの。
岸辺露伴の漫画家としての矜持がうかがい知れますね。
2.岸辺露伴の名言人気4位とセリフの背景
次に、コミック『岸辺露伴は動かない』の岸辺露伴の名言のうち、人気4位は、「ウソっぽい事はやめてくれ。いい作品のためにならん」。
このセリフは、間田が吐きそうになったところ、岸辺露伴が、そのようすを描かせてくれと言ったのがキッカケ。
もっとも、間田は、実際の吐きそうなようすではなく、吐く演技を見せてしまったのでした。
そのため、岸辺露伴が、間田にすっかり失望してしまった結果、放った言葉だったというわけですね。
3.岸辺露伴の名言人気3位とセリフの背景
次に、コミック『岸辺露伴は動かない』の岸辺露伴の名言のうち、人気3位は、「『マンガ』とは想像や空想で描かれていると思われがちだが実は違う!自分の見たことや体験したこと感動したことを描いてこそおもしろくなるんだ!」。
このセリフは、岸辺露伴が漫画家としてどれだけ自負を持っているのかが如実に分かる名言です。
「最低な男だな…。こんなヤツをマンガに描いても読者に好かれるハズがない」に通じるものがありました。
4.岸辺露伴の名言人気2位とセリフの背景
次に、コミック『岸辺露伴は動かない』の岸辺露伴の名言のうち、人気2位は、「ぼくは『読んでもらうため』にマンガを描いている!『読んでもらうため』ただそれだけのためだ。単純なただ一つの理由だが それ以外はどうでもいいのだ!」。
このセリフは、おそらくですが、岸辺露伴というキャラクターを借りたうえでの、荒木飛呂彦さん自身の考えだったのではないでしょうか。
もしも、本当にそうであったならば、いっそう、説得力が増していくというものでしょうね。
ぜひ、真相が知りたいものです。
5.岸辺露伴の名言人気1位とセリフの背景
おしまいに、コミック『岸辺露伴は動かない』の岸辺露伴の名言のうち、人気1位は、「この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァ―――――ッ!」。
このセリフは、先述の「ぼくは『読んでもらうため』にマンガを描いている!『読んでもらうため』ただそれだけのためだ。単純なただ一つの理由だが それ以外はどうでもいいのだ!」に通じるものがあるように思えて、仕方がありません。
少なくとも、このようなセリフが飛び出して来る以上、荒木飛呂彦さんが非常に誠実な漫画家だったことは濃厚だといえるのではないでしょうか。
コミック『岸辺露伴は動かない』は、ドラマ化されるだけあって、とても魅力的ですね。
しかし、その主人公である岸辺露伴も、そうとう個性的なキャラクターだといえるのではないでしょうか。
ストーリーそのものもさることながら、岸辺露伴の口から飛び出す名言にも、注意を払っていきましょう。
きっと、おもしろさが倍増するだろうと思いますよ。