ここでは、2018年に公開された映画『MEGザモンスター』をピックアップしていきたいと思います。
スティーヴ・オルテンさんの小説が原作で、ジョン・タートルトーブ監督作品。
ジャンルは、SF、アクション、スリラーものとなっていました。
とっくの大昔に絶滅したとされるメガロドンというサメが潜水艦を襲撃していき、レスキューダイバーがこれとバトルを繰り広げていくというストーリー。
それでは、映画『MEGザモンスター』のあらすじ、ネタバレ考察、評価、ラストで口から出てきたのはメガロドンの子供なのか?といったことを見てまいりましょう。
目次
1.映画『MEGザモンスター』のキャスト
映画『MEGザモンスター』で主人公のジョナス・テイラー役を演じているのは、ジェイソン・ステイサムさんです。
ジェイソン・ステイサムさんは、1967年7月26日、イギリスの出身で、2020年8月現在の年齢は53歳となっています。
これまでに映画では、『トランスポーター』、『セルラー』、『リボルバー』、『ロシアン・ルーレット』、『バトルフロント』といった作品に出演してきました。
ほか、スーイン・ジャン役はリー・ビンビンさん、ジャック・モリス役はレイン・ウィルソンさん、ジャックス・ハード役はルビー・ローズさん、ミンウェイ・ジャン役はウィンストン・チャオさん、ジェームズ・“マック”・マックライズ役はクリフ・カーティスさん、メイイン・ジャン役はソフィア・ツァイさん、DJ役はペイジ・ケネディさん、ヘラー役はロバート・テイラーさん、ウォール役はオラフル・ダッリ・オラフソンさん、ローリー役はジェシカ・マクナミーさん、トシ役はマシ・オカさん、ディアンジェロ役はロブ・キパ・ウィリアムズさん、マークス役はタワンダ・マニーモさんが演じています。
2.映画『MEGザモンスター』のあらすじ
ジョナス・テイラーは、原子力潜水艦が沈没してしまったことで、クルーたちを救うために、現場へと出発します。
ところが、アクシデントによって、レスキューチームのメンバーのマークスを原子力潜水艦に残したままで出発して、その後、釈明に追われることになってしまいました。
しかし、ジョナス・テイラーは、みずからが救ったヘラーからこれを否定されたうえに、精神異常を疑われ、叩かれてしまうハメに。
そのため、ジョナス・テイラーは、救命救急を辞めてしまったのでした。
それから5年の月日が流れて、中国のマナ・ワンという海洋研究所においてマリアナ海溝の海底探査が実施されていました。
ところが、謎の生物から攻撃を受けるというアクシデントが起き、ジョナス・テイラーは、またもや、人命救助を担当することに。
離婚した元嫁のローリーがアクシデントに遭っていたため、ジョナス・テイラーは、スーイン・ジャンとともにマナ・ワンに向かって出発します。
ところが、そこでは、およそ常識的に考えて、信じられないような光景が2人を待ち構えていました。
なんと、200万年前に絶滅したメガロドンが存在して、みんなに襲いかかってきたのです。
3.映画『MEGザモンスター』のネタバレ考察
メガロドンは、マナ・ワンの近傍に出現し、ジョナス・テイラーたちはその脅威に直面します。
ジョナス・テイラーやスーイン・ジャンが活躍したことによって、何とかメガロドンを倒すことには成功しました。
が、その後、別なメガロドンが現れ、ミンウェイ・ジャン、ウォール、ヘラーが犠牲になってしまうことに。
やがて、メガロドンは、さらなる被害を与えていき、ジョナス・テイラーたちは、クジラの鳴き声を使ってメガロドンをおびき寄せますが、倒すのに失敗してしまいました。
おまけに、マスコミのヘリコプターの事故で、さらに状況は悪化してしまいますが、メガロドンは、ジョナス・テイラーとの死闘の末、サメたちに食い殺されたのです。
このようにして、ジョナス・テイラーは、スーイン・ジャンによって、からくも救われることとなったのでした。
4.映画『MEGザモンスター』の評価
このように、大迫力の海洋アドベンチャーとなっていた、映画『MEGザモンスター』。
怪獣などではなく、実在する絶滅生物という設定なのが、リアリティーがあっていいですね。
ジョナス・テイラーとスーイン・ジャンのタッグも見どころでした。
一般的な評価としては高くないとされる意見が多いです。
これは、ストーリーや設定がありきたりであることや、唐突に漢字のロゴが出てきたり中国系の出演者が多かったりといった「ハリウッド感」の少なさのためだと言われていました。
しかしそういったことが多少気になるものの、映画自体は大いに楽しめる作品となっています。
5.映画『MEGザモンスター』のラストで口から出てきたのはメガロドンの子供?
さて、こんな映画『MEGザモンスター』といえば、ラストでメガロドンの口から出てきたのはメガロドンの子供だったのか否かも話題でしたが、どうだったのでしょう。
味方によれば子供が口から出たようにも見えたけもしれませんが、設定としては違いました。
メガロドンは現生種のホホジロザメと同じ卵胎生という説があるため体内で発育した子ザメが親の身体から出てくるのはありえなくはないでしょう。
しかしこれは、メガロドンを襲ったサメが身体を食いちぎって、侵入し、その後、外に出てきたとみられます。
実にグロテスクですが、ともあれ退治されて何よりでした。
海洋冒険ものが好きな方には、映画『MEGザモンスター』はたまらないのではないでしょうか。
さまざまな要素を持った作品ですから、ぜひ、ご覧になっていただきたいと思います。
きっと、多様な視聴者のニーズに応えてくれることでしょう。