歌手のMISIAさんがTBSのテレビ番組ロケの最中に、落馬して背骨を骨折したと言う報道がありました。
その件で、TBSから謝罪文が出ています。
一見、早い対応に思えましたが、この謝罪文がダメすぎると言うことで炎上していたのでした。
この記事では、TBSのMISIAさんへの謝罪文が炎上した理由と、ダメすぎな文面から透けて見える意図として指摘された部分について触れていきたいと思います。
では早速見ていきましょう。
目次
1.MISIAがTBS番組ロケで落馬して骨折
歌手のミーシャさんが2020年11月15日に行われたTBS「news23」の取材ロケ中に落馬して背骨を骨折、全治6週間と言う大怪我を追ってしまったと言う報道がありました。
ミーシャさんは、番組の演出で乗馬した姿を撮影、その後インタビューを受けると言う内容のロケに参加。
その中でトレーナーの方からTBSの取材人に対し、馬が敏感にならないように動かないように指示をしていたとか。
ところがどういったことか、スタッフは指示を聞かずに動いてしまったそうです。
それに驚いた馬が急に速度を上げてミーシャさんが背中から地面に落ちてしまったのでした。
ミーシャさんは「スペシャルオリンピックス」という知的障害者を大賞とした非営利スポーツ組織の活動趣旨に共感しており、様々な活動を通じて交流をしてきたそうです。
そのことを知ったニュースツースリーの企画で取材が行われました。
こうした意義ぶかいインタビューの最中起こった事故であり、大怪我を負ったミーシャさんが心身ともに心配ですね。
事故の後、歩行が可能だったことと、一時的に痛みが和らぎなのか、撮影後のインタビューは予定通りに行われた模様です。
ところが、翌日になって痛みが増したため、通院したところ第6と第7胸椎直突起部を骨折していたことがわかりました。
全治は6週間。
6週間後というと、紅白歌合戦の頃であり、当日は大トリを務めることが濃厚なMISIAさんの出場を危ぶむ声も出ているのでした。
2.MISIAへのTBSの謝罪文が炎上
上で紹介しましたミーシャさんの落馬事故の報道があったのは2020年11月19日のこと。
そのニュースの中にTBS側からの謝罪文が掲載されていました。
その内容は、
「取材中に怪我をされたことについて、MISIAさんに心よりお見舞い申し上げます。
当該の馬は調教されており、乗馬をしている人がコントロールできる状態にあったとの事でしたが、MISIAさんが怪我をされることになってしまいました。
取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。
MISIAさんが1日も早くご回復され、熱い思いを込められたスペシャルオリンピックスのイベントに復帰されることを心よりお祈りします。
そして、われわれは、スペシャルオリンピックス及びミーシャさんの支援活動を引き続き報じて参ります。」
出典:
https://news.yahoo.co.jp/articles/7682a4c1a3197739b9829fecac53a0081c8eb437
と言うもの。
この謝罪文を読んで、個人的には「若干引っかかる文章だなぁ」と感じました。
特に、「当該の馬は調教されており、乗馬している人がコントロールできる状態にあったとの事でしたが、MISIAさんが怪我をされることになってしまいました。」と言う部分です。
ここがなければすんなりと読み進めることができたのではないでしょうか?
コメント欄を見ると、やはり多くの人が同じ部分に疑問を持っているようでした。
3.MISIAへのTBSの謝罪文が炎上した理由
ここまで見てきたように、MISIAさんへのTBSの謝罪文が炎上したわけですが、その理由は何だったのでしょうか。
それは言うまでもなく、上で紹介した引っかかる部分が原因だったのでした。
それどころか、あの一文があるために謝罪文全体がよりネガティブな解釈を引き起こすことに。
コメントを添えている人の中には、TBS側の謝罪文には責任が自分たちにはないということをアピールする意図が透けて見えると言っている方も。
4.MISIAへのTBSのダメすぎた謝罪文から透けて見える意図とは?
多くのコメントが寄せられていた当該ニュースでしたが、中でも印象に残ったのが、TBSのミーシャさんへの謝罪文からは責任を逃れる意図が透けて見えるといったもの。
上の謝罪文を引用する形で、
当該の馬はちゃんと調教されていると聞いており、普通なら乗馬している人がコントロールできる状態にあったとのことでしたが、MISIAさんが上手くコントロール出来なかったために怪我をされることになってしまいました。多分乗ってた本人が上手くなかったからだろうけど、万が一取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば、誠に申し訳なく一応心よりお詫び申し上げます。
といった感じに投稿されていたのです。
うまいですよね。
もちろん、TBS側の真意はこのようなことは一切無いでしょうし、文面は解釈次第でまっとうな謝罪文にも読めます。
おそらくは、未確認なことに関しては「〜のであれば」を付するのは業界常識のようなことなのではないでしょうか。
しかし、こうした未確認な部分には触れずに、まとめることは可能だったようにも見えますよね。
単に、「当方の取材中にMISIAさんが怪我を負う事故が起こってしまい、誠に申し訳ありません。現在経緯や状況を調査中ですので、詳細がわかりましたら追ってお伝えします」的なふうに。
また、長い文章にするのなら、今後の仕事に支障が出ることを心配する一文があっても良かったのではないかとも感じました。
ということで、今回はMISIAさんがTBS番組収録中に落馬して怪我を追ってしまった件と、それに対するTBS側の謝罪文についてでした。
フジテレビ「バイキング」でお医者さんが電話ゲストで出演し、1ヶ月後には痛み事態はだいぶ楽になるであろうとおっしゃっていました。
同時に、大きな声量を使って歌唱するスタイルのMISIAさんの場合は、多少なりとも影響が出る可能性があるとも。
いずれにしても、命に別状がなく何よりでした。
ファンとしては紅白に出場できるのかどうかが、非常に気になるところですね。
一刻も早い回復を願いましょう。