2018年に公開されたハリウッドのSF映画の話題作といえば、やはり『レディプレイヤー1』をイメージするという方は、少なくないのではないでしょうか。
人類がVR世界を舞台にして、敵と戦っていくという、あまりにも壮大なストーリーなのでした。
いったい、そんな映画『レディプレイヤー1』とは、どのような作品だったのか、これから確認していきましょう。

映画『レディプレイヤー1』のキャスト、登場人物、日本語吹き替え声優たちの顔ぶれは、どういうものだったのでしょうか。
さらに、ここでは、「レディプレイヤー1」というタイトルの意味についても、探ってみました。
それではさっそく、ご覧ください。
1.『レディプレイヤー1』とは
映画『レディプレイヤー1』は、アーネスト・クラインさんの小説である『Ready Player One』が原作。
スティーヴン・スピルバーグ監督作品です。
そのストーリーは、非常に魅力的なものでした。
近未来の地球は、環境問題などによって、すっかり変りはてていました。
人類のほとんどは、すさんだ生活を余儀なくされ、オアシスというVR世界に現実逃避していたのです。
そんななか、オアシスを作ったジェームズ・ドノヴァン・ハリデーの遺言で、ゲームに勝った者には、オアシスの所有権と彼の遺産が与えられることになったのでした。
ゲームにたくさんの者たちが挑むものの、クリアできる者はなかなか現れません。
そんな挑戦者たちの1人だったのが、ウェイド・オーウェン・ワッツという若者です。
一方、オアシスを支配しようとするIOIという企業の社長のノーラン・ソレントは、シクサーズという集団をゲームに送り込んだのですが…?
どのような結末を迎えるのか、映画『レディプレイヤー1』をお楽しみください。
2.『レディプレイヤー1』のキャストと登場人物キャラクター
続いては、映画『レディプレイヤー1』のキャスト、キャラクターを、それぞれチェックしていきます。
主演は、ウェイド・オーウェン・ワッツ/パーシヴァル役のタイ・シェリダンさんと、サマンサ・イヴリン・クック/アルテミス役のオリヴィア・クックさんです。
ほか、キャストは、ノーラン・ソレント役がベン・メンデルソーンさん。
ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー/アノラック役がマーク・ライランスさん。
ヘレン・ハリス/エイチ役がリナ・ウェイスさん。
アイロック役がT・J・ミラーさん。
オグデン・モロー役がサイモン・ペッグさん。
ゾウ/ショウ役がフィリップ・チャオさん。
トシロウ/ダイトウ役が森崎ウィンさん。
フナーレ・ザンドー役がハナ・ジョン=カーメンさん。
リック役がラルフ・アイネソンさん。
アリス役がスーザン・リンチさん。
レブ役がレティーシャ・ライトさん。
カレン・アンダーウッド・モロー/キーラ役がパーディタ・ウィークスさん。
短髪シクサー研究員役がジェームス・ドライデンさん。
そして女性シクサー研究員役がロナ・モリソンさんでした。
ウェイド・オーウェン・ワッツは、主人公の少年。
サマンサ・イヴリン・クックは、ヒロイン。
ノーラン・ソレントは、IOIの社長。
そしてジェームズ・ドノヴァン・ハリデーは、オアシスの開発者です。
3.『レディプレイヤー1』の声優
そんな映画『レディプレイヤー1』は、日本語吹き替え声優は、どういった顔ぶれになっていたのでしょうか。
主人公のウェイド・オーウェン・ワッツ/パーシヴァル役はKENNさん。
サマンサ・イヴリン・クック/アルテミス役は坂本真綾さんでした。
ほか、キャストは、ノーラン・ソレント役は楠大典さん。
ヘレン・ハリス/エイチ役は斉藤貴美子さん。
アイロック役は佐藤せつじさん。
オグデン・モロー役は山寺宏一さん。
ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー/アノラック役は後藤哲夫さん。
ゾウ/ショウ役は小林由美子さんと松岡禎丞さん。
フナーレ・ザンドー役は茅野愛衣さん。
リック役は玄田哲章さん。
アリス役は高島雅羅さん。
レブ役は不明。
カレン・アンダーウッド・モロー/キーラ役はよのひかりさん。
短髪シクサー研究員役は三ツ矢雄二さん。
女性シクサー研究員役は日髙のり子でした。
なお、トシロウ/ダイトウ役については、もともと、演じている日本の俳優の森崎ウィンさん本人の声となっています。
4.『レディプレイヤー1』のタイトルの意味
さて、奇抜なストーリーで高評価を得た映画『レディプレイヤー1』ですが、このタイトルの意味も、なんなのか知りたいところ。
先述のとおり、映画『レディプレイヤー1』の原作は、アーネスト・クラインさんの小説である『Ready Player One』でした。
この「Ready Player One」とは、実は、昔のゲームセンターのゲームや、テレビゲームで、プレイする時に表示されたメッセージなのでした。
映画『レディプレイヤー1』は、人類がVR世界で展開していくバトル系のSFのため、こうした設定を意識しての命名だったものとみられますね。
映画『レディプレイヤー1』は、既存のSFの概念と異なる、そうとうな野心作といえるでしょう。
目下、続編である映画『レディプレイヤー2』の公開も噂されており、注目が集まっています。
公開されるのか否かは不明ですが、おさらいのためにも、映画『レディプレイヤー1』をぜひ、ご覧ください。