安倍内閣の閣僚の中でも、注目すべき人物として、世耕弘成経済産業大臣がいます。
昔から安倍晋三首相の側近として有名な存在でしたよね。
しかし、比較的硬派な印象の世耕弘成経済産業大臣には、家庭内においては、とても意外な一面があったようですね。
いったい、どういうことだったのでしょうか?
そこで、ここでは、世耕弘成経済産業大臣の経歴、妻の経歴、妻との子供、妻との馴れ初めなどを見ていきたいと思います。
それではさっそく、ご覧ください。
1. 世耕弘成大臣の経歴
世耕弘成経済産業大臣は、1962年11月9日、大阪府出身の60歳。
実家は政治家のほか、近畿大学の経営一族という、めぐまれたものでした。
父は近畿大学理事長の世耕弘昭さん、祖父は元経済企画庁長官の世耕弘一さん、伯父は元自治大臣の世耕政隆さんとなっています。
こんな家系の出身であれば、自身も政治家になるのを保証されたようなものですね。
そんな世耕弘成経済産業大臣は、大阪教育大学教育学部附属高校天王寺校舎、早稲田大学政治経済学部を卒業し、NTTに入社し、1998年、参院選で自民党から立候補して初当選して政界デビューとなりました。
その後は、小泉内閣で総務大臣政務官、安倍内閣(2006年)で内閣総理大臣補佐官、安倍内閣(2012年以降)で内閣官房副長官、経済産業大臣と要職を歴任しました。
さらに、父の跡を継いで近畿大学理事長も務めています。
このように、典型的なエリートコースを歩んでいた、世耕弘成経済産業大臣。
2005年の郵政民営化を争点にした小泉政権下での衆院選では、メディア対策を一手に担っていた人物としても、とてもよく知られています。
ところが、その妻は、なんとも想像外の経歴の持ち主なのでした。
2. 世耕弘成大臣の妻の林久美子夫人の経歴

さて、気になる世耕弘成経済産業大臣の妻ですが、林久美子さんという人でした。
林久美子さんは、1972年9月7日、滋賀県出身の51歳。
滋賀県立彦根東高校、早稲田大学第一文学部を卒業し、地元のびわ湖放送でキャスターとして活躍。
その後、2004年、民主党から参院選に立候補して当選し、政界入りしたのです。
民主党が政権を取った後は、菅内閣で文部科学大臣政務官も務めました。
しかし、2016年の参院選では落選し、以後はふたたびメディアの仕事に戻っています。
2019年現在は、吉本興業に文化人として所属しており、国際的教育の推進や、さまざまな社会的課題の解決のために尽力されているとか。
吉本興業に政治家が所属しているとは驚きでした。
このように、世耕弘成経済産業大臣は自民党ですが、妻の林久美子さんは、なんと、民主党(現国民民主党)だったのですね。
世耕弘成経済産業大臣といえば、自民党内でも安倍晋三首相の側近で、かなり保守的なことで知られています。
が、妻の林久美子さんは、憲法9条改正に反対、選択的夫婦別姓、永住外国人への地方選挙権付与に賛成など、きわめてリベラルな人物なのでした。
もちろん、思想が違っていても夫婦にはなれるでしょうが、この2人が夫婦だとは、ふつう、なかなか気づけないでしょうね。
過程内でも討論などしてるんでしょうか?
もしそうならよっぽどの議論好きか、そうでなければ相当疲れそうです。
2019年8月に結婚した小泉進次郎氏も、2013年のインタビュー内で自身としては「政治家同士の結婚はありえない」「家に帰って議論したくない」と語っています。
結婚会見でも、「政治という仕事はいつも戦い、寝ていても鎧(防具)を身に着けて寝ている感覚」としながら、妻の滝川クリステルさんといるときは「鎧を脱いでいても良いんだなと思えた」と語りました。
世耕大臣夫妻の場合は党も違いますし、いったいどんな会話をしているんでしょうね?
非常に興味深いところです。
3. 世耕弘成大臣と妻の林久美子夫人の子供
ということで、あまりにも対照的なスタンスの政治家同士(政治家と元政治家)だった、世耕弘成経済産業大臣と妻の林久美子さん。
そんな2人とくれば、子供がいるのかどうかも興味深いところですよね。
調べてみましたが、2人のあいだに子供はいなかったようです。
結婚したのが2013年のことだったので、林久美子さんは生んでいたら高齢出産になっていましたが、当時は政治家でしたから、むずかしかったのではないでしょうか。
なお、世耕弘成経済産業大臣と林久美子さんは、実は、ともにバツイチだったのですが、林久美子さんには元旦那とのあいだに息子がいることが分かっています。
世耕弘成経済産業大臣に実子がいるのかどうかは不明でした。
4. 世耕弘成大臣と妻の林久美子夫人の馴れ初め、前妻との結婚離婚経緯
世耕弘成経済産業大臣と妻の林久美子さんは、政治的なスタンスがまったく異なりますが、馴れ初めはどうなっていたのでしょうか?
2人は、超党派で議員立法に取り組んだことがキッカケで結婚に至ったといいます。
馴れ初めまで政治的なものだったのですね。
一方、世耕弘成経済産業大臣の元妻との結婚、離婚も興味深いですが、こちらはほとんど情報がありませんでした。
世耕弘成経済産業大臣は、NTT時代に元妻と結婚しました。
そして、林久美子さんと再婚する前年の2012年に離婚したといいます。
両者の時期が近いため、林久美子さんと不倫していた?ともささやかれていましたが、信ぴょう性はありません。
なお、元妻との離婚は、裁判などには発展せず、さいわい、協議離婚で丸く収まったとのことでした。
世耕弘成経済産業大臣といえば、安倍内閣でも安倍晋三首相への距離が近いため、まさか野党の政治家だった妻がいたとはビックリでした。
しかし、代々近畿大学理事長を務めていた家系だけに、後継問題は気になりますね。
世耕弘成経済産業大臣に元妻との子供がいればいいのですが、こちらもあらたな情報に期待しましょう。