先の参院選はいろんな候補者が飛び出して、以前と同じように、おおいににぎわいましたよね。
そんななかでも、とくに注目されることとなったのが、N国党の候補者たちでした。
反NHKが政策という、前代未聞といえる政党だっただけに、その行方はとても注目を集めることになったのです。
さて、そのN国党の立花孝志代表が話題になっていました。
『サンデージャポン』への生出演を取りやめたというのです。
この背景には、いったい、何があったというのでしょうか?
それではさっそく、チェックしていきましょう。
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目次
1. 立花孝志N国党代表のプロフィール
N国党代表である立花孝志さんとは、どういった人物だったのでしょうか?
立花孝志さんは、1967年8月15日生まれ、大阪府出身の55歳。
大阪府立信太高校を卒業し、1986年に、後に対立することになるNHKへと入局しました。
それから長らくNHKに勤務した立花孝志さんでしたが、2005年、彼の人生の転機となる出来事が起こります。
『週刊文春』に、NHKの不正経理問題を内部告発して、依願退職することとなったのでした。
これ以降、立花孝志さんは反NHKとなり、NHKの番組をスクランブル放送化することによる受信料の強制をただすといった政策を掲げ、2013年に、NHKから国民を守る党、通称N国党を結党。
自身は代表に就任します。
これ以降、N国党は全国各地において、続々と選挙の候補者を擁立。
さらに、立花孝志さん自身も、これまでに数えきれないくらいの選挙に立候補しまくって来ました。
立花孝志さんは、ほかにも、YouTuberとしても活躍していって、一定の知名度を獲得することに成功しています。
その立花孝志さんの各種の選挙への立候補の歴史につきましては、次をご覧ください。
2. 立花孝志N国党代表が参院選当選
立花孝志さんが初めて選挙に立候補をしたのは、2013年の大阪府摂津市議選。
2014年にも東京都町田市議選に出馬して落選しますが、2015年には千葉県船橋市議選に出馬して、やっと当選を果たし、政治家デビューすることに。
しかし、2016年には、千葉県船橋市議を辞職して東京都知事選に立候補して、落選。
以後、2017年には、大阪府茨木市議選、東京都議選に立候補して落選するものの、東京都葛飾区議選に当選しました。
そんな立花孝志さんは、2019年には、大阪府堺市長選に立候補して、東京都葛飾区議を失職したうえに落選してしまいますが、参院選で当選を果たしたのでした。
2013年の大阪府摂津市議選以降、実に、立候補9回、結果は3勝6敗という険しいものでした。
が、このようにして、とにもかくにも、立花孝志さんは、国政にまで到達したのです。
そのあまりの執念というか熱意に対しては、たとえ政策の違いがあったとしても、だれでも一定の敬服をせざるを得ないのではないでしょうか。
3. 立花孝志N国党代表がサンデージャポン生出演取りやめに
2013年にN国党を立ち上げ、大阪府摂津市議選に初挑戦した、立花孝志さん。
それから実に6年の歳月を経て、ようやくNHKの番組のスクランブル放送化をめざすという政策を国政の場に持ち込める環境が整いました。
長年の努力、労力、費用などが実って、やっと大願成就となり、すっかり上機嫌かと見られていた立花孝志さんでしたが、思わぬトラブルが起こっていたとか。
それはなんと、当初予定されていた『サンデージャポン』への生出演が取りやめになったというものでした。
『サンデージャポン』に生出演していたら、さらに全国に自身の顔を売り込むことができたのに、立花孝志さんはどうして取りやめて、絶好の機会をみずから逃してしまったのでしょう。
さっそく、これから、その理由についてくわしく見ていきたいと思います。
4. 立花孝志N国党代表がサンデージャポン生出演取りやめとなった理由
立花孝志さんの『サンデージャポン』への生出演は、当然、TBS側からのオファーだったといいます。
しかしながら、その後、どういうわけなのか、TBSから生出演をキャンセルされてしまったとのこと。
つまり、立花孝志さんのほうから拒否したわけではなかったのですね。
キャンセルといっても、『サンデージャポン』自体に出られないわけではなく、インタビューへの変更というものだったそうですが、立花孝志さんは怒り、今後、『サンデージャポン』はおろか、TBSの番組には出演しないと決めてしまったとか。
どうして、TBSが立花孝志さんの生出演をインタビューに変えたのかが気になりますが、立花孝志さん自身は、TBSがNHKの子分的存在だからと分析していたみたいです。
これが事実か否かはさておくとして、いろいろ放送業界にも事情はあるのでしょう。
とはいえ、立花孝志さんはれっきとした全国民の代表者ですので、理由はどうあれ、もったいないことでしたね。
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N国党は、参院選の最中から何かと話題が絶えない存在でしたよね。
議席は取れないとみていた人もいましたので、立花孝志さんら複数の当選者が出たことは、政界からも有権者からも、そしてマスコミからも、おどろきを持って迎えられました。
政策は過激ですが、それだけに、立花孝志さんらN国党の今後が、非常に注目となっていきそうです。