作曲家の天門さんのことをご存知でしょうか?
天門さんは、もっぱら、アニメやゲームの音楽を手掛けているという作曲家なのでした。
そこで、天門さんとは、どういった経歴を持った作曲家だったというのか、これから確認していきたいと思います。
さて、そんな天門さんは、アニメ音楽では、あの新海誠監督のアニメにおいて、活躍していました。
そこで、天門さんの新海誠監督のアニメにおける参加作品には、どういうものがあったのか、見ていきましょう。
ここでは、そんな天門さんの2020年現在の活動内容についても、あわせて探ってみました。
1.天門の作曲家経歴
天門さんは、1971年10月4日、東京都の出身で、現在の年齢は52歳となっています。
本名は「白川篤史」でした。
所属先は、コミックス・ウェーブ・フィルムです。
そんな天門さんは、1990年に、日本ファルコムに入社して、ゲーム関係の業務に携わっていきました。
日本ファルコムにおいて、天門さんは、『ブランディッシュ』シリーズ、『英雄伝説 ガガーブトリロジー』といった作品を担当し、頭角を現していくことに。
やがて、日本ファルコムに新海誠監督が入社すると、彼の作品の音楽を担当していき、これがキッカケで、注目されるようになったのです。
これまでの、天門さんの新海誠監督のアニメにおける参加作品については、後述していきますので、あらためてご確認ください。
さて、天門さんは、日本ファルコムに務めながら、新海誠監督が自主制作したアニメの音楽も担当していくことに。
そんな天門さんは、2002年に、古巣である日本ファルコムを退社しました。
それから先は、minoriに勤務し、2020年現在は、先述のとおり、コミックス・ウェーブ・フィルムに所属しています。
天門さんがこれまでに音楽を担当してきた作品は、とても多数となっていました。
新海誠監督作品以外のアニメを見ていきましょう。
アニメ映画については、すべて新海誠監督作品でした。
一方、テレビアニメは、新海誠監督作品は1作のみ。
それ以外は、2002年の『ef – a tale of melodies.』。
2004年の『Wind -a breath of heart-』。
2007年の『ef – a tale of memories.』。
2010年の『神のみぞ知るセカイ』。
2011年の『技の旅人』。
そして2017年の『徒然チルドレン』となっています。
あくまでも、新海誠監督作品以外のアニメでも、これだけの実績なわけですから、実にすばらしいですよね。
しかし、天門さんの実績は、まだまだこんなものではありませんでした。
そう、ゲームのほうですね。
おもだったものだけでも、『ブランディッシュ』シリーズ、『ロードモナーク』シリーズ、『イース』シリーズ、『風の伝説ザナドゥ』シリーズ、『ソーサリアン』シリーズ、『ヴァンテージ・マスター』シリーズ、などとなっていました。
が、さらに天門さんの仕事は、他のアーティストへの楽曲提供にも及んでいたのです。
ELISAさんの「Liar night」、「Snowy Bell」、「True my sight」です。
これだけ、アニメ、ゲーム、他のアーティストへの楽曲提供と、きわめてマルチに活躍しまくっていた天門さんのことを、これからも応援していきましょう。
2.天門の学歴
それでは、そんな天門さんの学歴は、どうなっていたのでしょうか?
とても気になりますから、調べてみましたが、こちらはハッキリしておりません。
もっとも、天門さんは、1971年生まれで、1990年に日本ファルコムに入社していますから、大学には進学しなかったものとみられます。
アニメ、ゲーム関係であれば、専門学校出身者は多いですが、高校卒業後、すぐ就職したのでしょう。
もちろん、高校も分からないわけですが、出身地である東京都内の高校だったのでしょうか。
詳報に期待ですね。
3.天門の新海誠監督映画の参加作品一覧
続いては、天門さんの新海誠監督のアニメにおける参加作品について、見ていきましょう。
アニメ映画については、すべて新海誠監督作品で、担当は音楽全般。
最初に手掛けたのは1999年の『彼女と彼女の猫』。
続いて2001年の『ほしのこえ』。
以下約10年にわたり続々と新海誠監督作品の音楽を作っていくことになります。
2004年の『雲のむこう、約束の場所』。
2007年の『秒速5センチメートル』。
そして最後は2011年の『星を追う子ども』となっていました。
テレビアニメは、新海誠監督作品は、2007年の『猫の集会』のみです。
いずれも、ぜひ、鑑賞してみたいものですね。
こうして新海誠監督の初期作品の多くで音楽を担当していた天門さん。
新海誠監督作品ファンからは前半を支えた重要人物として認識されています。
4.天門の現在の活動内容
このような天門さんですが、2020年現在の活動は、どうなっていたのでしょうか。
探ってみましたが、めだったアニメ、ゲーム等での新作発表などはなかったようですね。
なお、これまで天門さんが担当してきた新海誠監督作品のアニメ映画のうち、『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』は、2020年12月29日、テレビ朝日系で放送されることになっていました。
余裕がある方はぜひ、ご覧になってみてください。
日本のアニメ界、ゲーム界に対して、予想以上の傑出した貢献をしていた、天門さん。
彼の参加を初めて知ったアニメ作品、ゲーム作品も、けっこうあったのではないでしょうか。
引き続き、天門さんの健闘を願いたいですね。