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映画プレステージのあらすじとネタバレ解説|ボーデンとファロンは双子とコピーどっち?

ラストが大変なサプライズとなっている映画は、これまでに邦画でも洋画でもたくさんありました。

しかし、そんななかでも、洋画でとびきりすごいどんでん返しということで名高いのが、ここで取り上げていく映画『プレステージ』です。

映画『プレステージ』は、クリストファー・ノーラン監督作品。

2人のマジシャンがマジックで戦っていくようすを描くという、サスペンスとなっています。

それではさっそく、映画『プレステージ』のあらすじ、ネタバレについて、確認していきましょう。

ここでは、そんな映画『プレステージ』の謎である、アルフレッド・ボーデンとファロンは双子だったのか、コピーだったのかについても、あわせて調べてみました。

1.映画『プレステージ』のキャスト

映画『プレステージ』で主人公のロバート・アンジャー役はヒュー・ジャックマンさん、アルフレッド・ボーデン役とファロン役はクリスチャン・ベールさんが演じています。

ヒュー・ジャックマンさんは、19681012日、オーストラリアの出身で、20208月現在の年齢は、51歳となっています。

映画では、『X-MEN』、『レ・ミゼラブル』、『プリズナーズ』、『グレイテスト・ショーマン』などに出演してきました。

クリスチャン・ベールさんは、1974130日、イギリスの出身で、20208月現在の年齢は、46歳となっています。

映画では、『太陽の帝国』、『アメリカン・サイコ』、『ダークナイト トリロジー』、『ターミネーター4』、『フォードvsフェラーリ』などに出演してきました。

そのほか、ハリー・カッター役はマイケル・ケインさん、オリヴィア役はスカーレット・ヨハンソンさん、ニコラ・テスラ役はデヴィッド・ボウイさん、アリー役はアンディ・サーキスさん、ジュリア・マッカロー役はパイパー・ペラーボさん、サラ役はレベッカ・ホールさん、ミルトン役はリッキー・ジェイさんが演じました。

みんなすばらしいキャストですが、やはり、なんといいましても、デヴィッド・ボウイさんの存在がとくに目を惹きますね。

2.映画『プレステージ』のあらすじ

ロバート・アンジャーとアルフレッド・ボーデンは、新人マジシャン。

ところが、ともにライバル関係にあって、火花を散らしていた2人は、とんでもない悲劇に見舞われることになってしまいます。

アルフレッド・ボーデンのミスが原因で、ロバート・アンジャーの嫁のジュリア・マッカローが亡くなってしまったのです。

これ以降、ロバート・アンジャーとアルフレッド・ボーデンは、さらに関係が悪化してしまうことに。

その後、アルフレッド・ボーデンは、ファロンとコンビを組んで、マジシャンとして活躍していくのでした。

しかし、そんなアルフレッド・ボーデンが今度は災難に見舞われることになります。

ミスによって、指を銃で撃たれ、なくしてしまったのでした。

実は、これは、ロバート・アンジャーが中身が空のはずの銃にこっそり弾を挿入していたせいだったのです。

このことによって、アルフレッド・ボーデンは、マジックができなくなってしまいました。

一方、ロバート・アンジャーは、ハリー・カッターとコンビを組んで、マジシャンとして活躍していくのですが、今度は、アルフレッド・ボーデンが彼に復讐をもくろみます。

アルフレッド・ボーデンは、ロバート・アンジャーのマジックにしかけをして、その結果、マジックをめちゃくちゃにしてしまったのでした。

3.映画『プレステージ』のネタバレ解説

アルフレッド・ボーデンは、瞬間移動のマジックで人気になりました。

これにおなじく瞬間移動で対抗していく、ロバート・アンジャー。

しかし、アルフレッド・ボーデンは、ロバート・アンジャーのマジックを失敗させ、2人はさらに険悪になります。

そして、ロバート・アンジャーは、事故死してしまい、アルフレッド・ボーデンは殺人容疑で死刑判決を受けてしまいました。

ところが、ロバート・アンジャーは実は生きていたのです。

結局、死刑になってしまう、アルフレッド・ボーデン。

が、その後、なんと、今度は死刑になったはずのアルフレッド・ボーデンが、ロバート・アンジャーの前に出現し、彼を狙撃したのでした。

なぜ、アルフレッド・ボーデンが生きていたのかは、次でご確認ください。

4.映画『プレステージ』のボーデンとファロンは双子とコピーどっち?

映画『プレステージ』でアルフレッド・ボーデンが生きていたのは、どうしてだったのでしょうか。

ヒントは、アルフレッド・ボーデンがコンビを組んでいたファロンにありました。

ファロンはアルフレッド・ボーデンと双子だという説、コピーだという説があったのですね。

コピーだというのは、ニコラ・テスラという科学者の協力で、自分を複製していたという解釈からなのでした。

結局、どっちが正しかったのかについては、劇中で、明確な答えは出されていないため、観客の解釈次第となりそうです。


映画『プレステージ』は、逆転に次ぐ逆転で、軽く混乱してしまいそうですね。

おもしろいことに疑いの余地はないものの、ここまでどんでん返しが続くとは仰天です。

驚愕のオチを求めるタイプの映画ファンには必須の作品だといえるでしょう。