山本一太さんといえば、永田町でも注目されてきた政治家の1人として有名な存在ですよね。
さて、ずっと国会議員として活躍してきた山本一太さんではありますが、群馬県知事に転身したことによっても、話題になりました。
そこで、そんな山本一太さんについて、話題をお届けしていきたいと思います。
山本一太さんとは、どのようなプロフィールを持った政治家だったのでしょうか。
はたして、山本一太さんの政治家としての経歴とは、どのようなものだったのか、見ていきたいと思います。
山本一太さんの国会議員から群馬県知事へ転身した経緯もチェックしていきましょう。
また、この記事では、山本一太さんは一人暮らしだったのかについても調べてみました。
1.山本一太の政治家経歴
山本一太さんは、1958年1月24日、群馬県の出身で、現在の年齢は65歳となっています。
父親は元農林水産大臣の山本富雄さん、祖父は元群馬県草津町長の山本泰太郎さんという、政治家一家に生まれた、山本一太さん。
大学院を修了した後、山本一太さんは、朝日新聞社に入社してマスコミで働き始めました。
ところがその後、国際協力事業団に勤務し、一時は国際連合開発計画に出向し、国際社会で活躍していきます。
そして山本富雄さんが亡くなり、その後継者として、1995年、参議院議員選挙に立候補し、初当選したのでした。
以後、山本一太さんは、もっぱら、外交問題や安全保障問題の専門家として活動を展開していくことになります。
その経歴は実に華やかなものになっていたのです。
1999年には、外務政務次官に就任。
2001年には、参議院議員選挙で再選。
2003年には、参議院外交防衛委員長に就任。
2007年には、参議院議員選挙で3選。
2008年には、外務副大臣に就任して、ふたたび外務省に戻って来ます。
2010年には、自民党参議院政策審議会長に就任し、参議院自民党の幹部になることに。
そして2012年、山本一太さんは、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、宇宙政策)として、初入閣をはたしました。
参議院議員になってから、実に、18年後のことです。
2013年には、参議院議員選挙で4選されました。
2016年には、参議院予算委員長、自民党群馬県連会長に就任。
このように、1995年の初当選以来、24年も参議院議員を務めてきた山本一太さんは、2019年、群馬県知事に転身するため、失職。
そして見事、群馬県知事選挙に当選し、現在に至っています。
山本一太さんは、実に見事な政治キャリアの持ち主だったのですね。
また、山本一太さんは、政治家以外にも、2006年には、中央大学大学院公共政策研究科客員教授に就任して、学者としても活動していました。
さらに、大学時代にはバンド活動をしていたという山本一太さんは音楽好きとしても有名。
なんと、プロのミュージシャンとして、CDもリリースしていますから、おどろきですよね。
既存の政治家とは一線を画した、まれにみる存在であるといえるでしょう。
このように非常にマルチすぎる活動を展開していた山本一太さんのさらなる動向から、これから先もずっと目が離せそうにありません。
2.山本一太の学歴
それでは、山本一太さんの学歴は、どのような感じになっていたのでしょうか。
山本一太さんの出身校は、高校は群馬県立渋川高校、大学は中央大学法学部政治学科でした。
そして、大学院はジョージタウン大学大学院国際政治学修士課程修了だったのです。
これはすごすぎますよね。
群馬県立渋川高校の出身者には、渋川清彦さん、加茂フミヨシさん、矢島賢さん、古澤徹さん、安達元一さん、曽根中生さん、吉沢孝明さん、反町哲之さん、など。
中央大学の出身者には、渥美清さん、丹波哲郎さん、千秋実さん、古谷一行さん、阿部寛さん、上川隆也さん、岸谷五朗さん、加瀬亮さん、長谷川博己さん、などがいました。
3.山本一太の群馬県知事就任経緯
24年も務めた参議院議員から群馬県知事に転身していた、山本一太さん。
それでは、これにはどういった経緯があったというのでしょうか?
これは群馬県民の世論調査の結果が悪くなかったからでした。
山本一太さんは、世論調査会社に、群馬県民の2019年の群馬県知事選挙の意識調査をしてもらい、その結果、高い評価が得られたため、出馬することになったのですね。
それによれば、当時の大沢正明知事にダブルスコアで勝っていたとのこと。
そのまま群馬県知事選挙に当選できてよかったですね。
もっとも、地元出身で全国的にも有名な国会議員が自分のところの知事になるというのは県民にとっても名誉なことでしょう。
もともとSNSでの発信が得意で若い世代にも認知度が高い山本一太知事。
コロナ対応、今後の群馬県の経済対策にも大いに活躍してほしいと思います。
4.山本一太は一人暮らし?
山本一太さんといえば、一人暮らし?ということも話題に。
年齢的に結婚していると思ったのですが、していなかったのでしょうか。
調べてみたところ、山本一太さんは結婚していました。
結婚したのは1993年で、嫁は国連職員だったとのこと。
これでは国際派だった山本一太さんと結婚したのも納得でしょう。
なお、2人に子供はいないといいます。
なんで山本一太さんは一人暮らし?と言われていたのかは分かりませんが、国会議員から群馬県知事になったことが関係していたのでしょうか。
いずれにしても、山本一太さんは議員会館から自宅へ転居したわけですから、既婚者である以上、夫婦2人で暮らしているものとみられます。
山本一太さんは、石原慎太郎さんや小池百合子さん同様、中央から地方へ転身した政治家です。
いずれも個性派のため、地方のトップの方が向いているといえるのではないでしょうか。
とにかく、なかでもとくに個性豊かな山本一太さんを応援していきたいですね。